〜饒舌なるサイレントムービー〜
1998年9月24日(木)〜26日(土)、 1998年10月2日(金)〜4日(日)〈全8回公演〉 会場:中野・テルプシコール
原作=フランク・ヴェーデキント『地霊・パンドラの箱』 映画『パンドラの箱』(G・W・パプスト監督) オペラ『ルル』(ベルク作曲)
演出=宮城 聰 共同演出=中野 真希 台本=久保田梓美
榊原有美 清水浩二/荒井万理 中村優子/徳永崇 榊原有美/福本浩司 菅野由夏/中野真希 吉植荘一郎/大高浩一 藤井愛/稲川光 原田玖美子/福本浩二 本多麻紀/伊藤哲也 寺内亜矢子/木下貴道 榊原有美/中村優子 萩原ほたか/大高浩一 木下貴道/徳永崇 吉植荘一郎/大高浩一
照明 音響 衣裳 小道具 舞台監督 プロジェクター操作 宣伝美術 制作
大迫浩二 千田友美恵 渡邉昌子 会田夏実 徳永崇 久保田梓美 ふみこ特製 久我晴子
かつて映画監督パプストがルルに纏わせたのは過剰なまでの闇だった。 スクリーンは闇を反映し、そのかぎ裂きからL.ブルックスの閃光が漏れ出した。 こうしてサイレントムービーは面から立体となり、ルルは豊饒な肉体を獲得した。
今夜、俳優はその閃光を纏って平面になる。 立体は、脳の中にしか無いから。 (公演チラシより)